思う処(7月21日記)

2003年7月17日
ほとんど、テレビを見ない毎日で新聞もろくに読んでないので、世情に疎くなっている。
それでも、ここ最近続く悲惨なニュースは私の耳にも届く。ニュース番組は、待ち構えてたかのようにその辺りの識者・専門家を呼び揃えているのね。準備いいね、と思う。

こういう悲しいニュースがあるたびに、「今の日本」を語る。私も含めてね。
それじゃなんの解決にもならないんだけど。きっとみんな分かった上で、それでも尚、語らずにはいられないのでしょう。

時代や文化・文明というものは、後戻りは出来ないんだと思う。
昔は、昔は、と言った処でもう遅いんだ。多分。
昔から学びとる事は出来ても、それそのものには戻れない。そういう事なんでしょう。

何かがオカシイ、と誰でも感じているのに。
それでも変われない、変わろうとしない。
生活水準が今のままでは、変われないのでしょう。でもだからって、水準を下げようとは思えない。そのジレンマかしら。
だから、働く働く働く。
生活をよくするためだけに働いて生きる。
遠藤周作が、「人生と生活を区別しろ」みたいなことを書いていたと思う。
生活のためではなく、人生のために生きれたならば。少しは変わるのではないだろうか。
難しいけれどね。
誰だって豊かな”生活”がしたいんだもの。

コメント

藤

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索